レビュー

スーパーブラスト3 vs メガブラスト vs ボメロ プラス|マックスクッション最強の3択を徹底比較 👟⚡

マックスクッション・トレーナー 比較 · 2026
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スーパーブラスト3 vs メガブラスト
vs ボメロ プラス

最高峰のマックスクッション・ロングランシューズ3モデルを徹底比較。あなたのランニングスタイルに最適な1足はどれか。

239g
SB3 重量
224g
メガブラスト 重量
3モデル
異なる走り心地
46.5mm
SB3 最大スタック高
この記事について

アシックス スーパーブラスト3が2026年3月にリリースされ、長らく続いてきた問いにようやく答えが出た。スーパーブラスト3、メガブラスト、そしてナイキ ボメロ プラス——この3モデルは現在、ロングラン専用トレーナーという同じカテゴリーで覇を争う最高峰の3択だ。いずれも優れたシューズであることは疑いないが、それぞれの走り心地は驚くほど異なる。価格や見た目ではなく、自分のフォームやペースとの相性で選ぶべき3足である。

スペック比較
スペック スーパーブラスト3 メガブラスト ボメロ プラス
重量(27cm) 239g 224g ★最軽量 281g
スタック高(踵/前足部) 46.5mm / 38.5mm 45mm / 37mm 43mm / 33mm
ドロップ 8mm 8mm 10mm
ミッドソール FF リープ(上層)+ FF ブラストプラス FF ターボ²(フルレングス) ズームX(フルレングス)
カーボンプレート なし なし なし
走り心地の特徴 安定・広いプラットフォーム ダイレクト・高反発 フォルギビング・ス ムーズ
最適ペース帯 ジョグ〜マラソンペース ジョグ〜テンポ走 ジョグ〜ロング走
重量(27cm)
SB3239g
メガ224g ★
ボメロ+281g
スタック高(踵)
SB346.5mm
メガ45mm
ボメロ+43mm
ドロップ
SB38mm
メガ8mm
ボメロ+10mm
ミッドソール
SB3FF リープ + FF ブラスト+
メガFF ターボ²
ボメロ+ズームX
フォーム素材:3モデルの核心的違い

各モデルの走り心地の差は、ミッドソール素材の違いから生まれる。同じ「マックスクッション」カテゴリーでも、フォームの特性は根本的に異なる。

FF リープ(スーパーブラスト3)

A-TPUフォーム。アシックスのレーシングシューズ「メタスピード」シリーズと同一素材。軽量で柔らかく、エネルギーリターンが高い。下層のFF ブラスト+がスタビリティを確保することで、単体使用時より反発感をやや抑えた仕上がりに。

FF ターボ²(メガブラスト)

A-TPUフォーム。FF ターボ比で反発性約32.5%向上。フルレングスの単一フォームで構成されているため、接地の瞬間から即座に強いリバウンドが返ってくる。FF リープより硬めでダイレクトな感触。

ズームX(ボメロ プラス)

PEBAベースのスーパーフォーム。ヴェイパーフライ等のレーシングラインで使用される素材に近い処方。着地を柔らかく受け止め、ロッカージオメトリと組み合わせることでスムーズな重心移動を実現。3モデル中最もジェントルな印象。

注目の数値
57g差

メガブラスト(224g)とボメロ プラス(281g)の重量差。どちらも同カテゴリーのマックスクッションシューズだが、長距離でこの差は積み重なる。メガブラストは超高スタックでありながら驚異的な軽さを実現した1足だ。

走り心地の3分類

3モデルそれぞれの走り心地を一言で表すなら——スーパーブラスト3は「安定」、メガブラストは「ダイレクト」、ボメロ プラスは「フォルギビング(寛容)」だ。

1
スーパーブラスト3:安定

広いプラットフォームが足を包み込み、フォームを前方へ誘導する。FF ブラストプラスの下層がスタビリティを支え、どんなペースでもコントロールしやすい。マラソンペースまでが得意領域。

2
メガブラスト:ダイレクト

着地の瞬間から強い跳ね返りが来る。フォームが崩れると反応が悪くなり、クリーンなフォームを維持するほど恩恵を受ける。速く走るほど面白さが増すシューズ。

3
ボメロ プラス:フォルギビング

どんな着地でも柔らかく受け止め、ロッカー形状がスムーズに前へ押し出す。疲れてフォームが乱れても走り続けやすく、長距離後半の体力低下局面でも頼りになる。

パフォーマンス特性の分析

各モデルを下記の4軸で評価すると、3モデルの差異がより明確になる。

反発性(速さへの適合)

メガブラスト > スーパーブラスト3 > ボメロ プラス

メガブラスト
スーパーブラスト3
ボメロ プラス
疲労時の寛容性(スイートスポットの広さ)

ボメロ プラス > スーパーブラスト3 > メガブラスト

ボメロ プラス
スーパーブラスト3
メガブラスト
軽量性

メガブラスト > スーパーブラスト3 > ボメロ プラス

メガブラスト(224g)
スーパーブラスト3(239g)
ボメロ プラス(281g)
各モデルのメリット・デメリット

① アシックス スーパーブラスト3

良い点
広いプラットフォームによる高い安定性
マラソンペースまで幅広く対応
FF リープの軽快なバウンス感
前作比15%エネルギーリターン向上
注意点
インターバル等の高強度には不向き
メガブラストほどの爆発的反発感はない
着地音が大きいと感じるランナーも

② アシックス メガブラスト

良い点
3モデル中最軽量(224g)
着地の瞬間から即座に強い反発
テンポ走まで対応できる汎用性
FF ターボ²の純粋なフォーム体験
注意点
フォームが崩れると恩恵が減りやすい
スーパーブラスト3より足幅が狭め
スロージョグにはやや硬めに感じる場合も

③ ナイキ ボメロ プラス

良い点
どんな着地も柔らかく受け止める寛容性
ロッカー形状でスムーズな重心移動
フルカバレッジアウトソールで高耐久
疲労蓄積時でも走りやすさが続く
注意点
3モデル中最重量(281g)
ドロップが10mmとやや高め
スナップ感・推進力は控えめ
代替候補モデル

この3択が合わない場合、以下のモデルも有力な選択肢だ。

A
サッカニー エンドルフィン アズーラ

「安定」系の代替モデル。スーパーブラスト2が好きだったランナーに向く。やや硬めのローリング感で、クッションを維持しながらよりアジャイルな走りができる。

B
ダイナフィット シエン

「ダイレクト」系の代替モデル。スーパークリティカルTPEフォームをフルに搭載し、メガブラストより更に純粋なフォーム体験が得られるとも言われる。クリーンなフォームで走るほど報われる1足。

C
李寧 レッドヘア 9 ウルトラ

「フォルギビング」系の代替モデル。ボメロ プラスと同様の大きなスイートスポットを持ちながら、より複雑なミッドソール技術が投入されている。疲れたフォームでも走りをサポートする寛容性が高い。

総合評価:どれを選ぶべきか

3モデルはいずれも「マックスクッション・ロングランシューズ」というカテゴリーの最高峰だが、推奨するランナー像は明確に異なる。

✓ スーパーブラスト3 が向く人
  • ロング走をメインとする幅広いランナー
  • 安定したプラットフォームを求める人
  • ジョグからマラソンペースまで1足で済ませたい人
  • 前作(SB2)より柔らかさを求めていた人
✓ メガブラスト が向く人
  • 速めのペースで走ることが多いランナー
  • 純粋なフォームの反発感を楽しみたい人
  • 軽量性を最優先する人
  • テンポ走にも使えるトレーナーを探している人
✓ ボメロ プラス が向く人
  • 長距離でフォームの乱れが気になる人
  • 着地の衝撃を最大限やわらげたい人
  • 疲労回復走・リカバリーランに重点を置く人
  • ナイキのシステムを愛用しているランナー
編集部の見解: 迷ったらスーパーブラスト3。速度よりも安定性と多用途性を重視した設計は、週に数回ランニングする大多数のランナーにとって最も失敗が少ない選択だ。スピードを磨きたいならメガブラスト、脚への優しさを最優先するならボメロ プラスを選ぶとよい。
スペック出典:本ページのスペックデータはアシックス公式(corp.asics.com)、Doctors of Running、Running Warehouse(runningwarehouse.com)、RunRepeat(runrepeat.com)の公式計測値を使用しています。重量はすべてメンズ27cm片足の値です。

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