ナイキ ボメロ プラス レビュー|走って分かった最強マックスクッションの実力 👟⚡
ナイキ ボメロ プラス
ファーストラン & 100km完走レビュー
フルレングスZoomXミッドソールを搭載したマックスクッション デイリートレーナー。インヴィンシブルの後継として、安定性と弾むような走り心地を両立した意欲作をテスト。
| 項目 | ナイキ ボメロ プラス | ナイキ ボメロ 18 |
|---|---|---|
| ミッドソール | フルレングス ZoomX | ZoomX+ReactX(二層構造) |
| スタック ハイト(ヒール) | 45mm | 46mm |
| スタック ハイト(前足部) | 35mm | 36mm |
| ヒール ドロップ | 10mm | 10mm |
| 重量(メンズUS10) | 292g(10.3oz) | 325g(11.5oz) |
| アッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ |
| アウトソール | 高耐摩耗ラバー(ほぼ全面) | ラバー(ポッド状) |
ボメロ プラスのミッドソールにはナイキのTPEベースのZoomXフォームがフルレングスで採用されている。これはナイキのレーシングシューズ(アルファフライ、ヴェイパーフライ)に使われるPEBAベースのZoomXとは異なるものだが、性能面では約85%のエネルギーリターン率を実現し、マックスクッション シューズの中では際立って高い反発性を持つ。
45mmという高いヒールスタックにもかかわらず、シューズ両側に形成された厚いサイドウォールが足をしっかりと包み込み、安定性を確保している。またロッカー形状のアウトソールが蹴り出しをスムーズに補助し、ヒール着地時の衝撃を効果的に分散する。
テスターは約100kmにわたってボメロ プラスをメインのデイリートレーナーとして使用した。イージーラン、リカバリーラン、ウォームアップ、クールダウン、さらにはイージーペースからテンポペース付近(km約3分40〜50秒)まで引き上げるプログレッションランなど、幅広い用途でテストを行った。
最も印象的だったのは「スタート直後から感じる弾力感」だ。柔らかく沈み込む感触はあるが、そこからのエネルギーリターンが大きく、ペダルを踏み込むほどに反発が増す。ゆっくりとしたイージーペースでは快適で流れるような乗り心地を提供し、ペースを上げるにつれてバウンス感がさらに際立つ。通常なら高スタックシューズで感じやすいヒール着地時の「ばた足感」も、柔らかいZoomXフォームとロッカー形状によってほぼ解消されている。
走行距離100kmの時点でも、ミッドソールの弾力に明らかな劣化はみられず、アウトソールの摩耗も軽微にとどまっていた。砂利道など軽いオフロードを含む走行でも耐久性は良好で、長期間にわたって多くのマイルを積み重ねられるシューズとの評価が固まった。
アッパーはエンジニアードメッシュ製で、前足部には二重構造に近い厚みがある。タンと踵周りには豊富なパッディングが施されており、ステップイン時のフィット感と快適さを優先した設計だ。
つま先には適度なスペースがあり、ヒールとミッドフットはしっかりとホールドされる。パッディングが多いため暑い気候では蒸れを感じる可能性があるが、秋冬のランや一般的な温度条件では問題ない。
⚠️ 注意点: 高温多湿な環境では上部が熱を持ちやすい。アウトソールは高耐摩耗ラバーをほぼ全面に採用しているため重量はやや増すが、耐久性とグリップ力は高い。
| モデル | カテゴリー | 特徴 |
|---|---|---|
| ナイキ ボメロ プラス ◀ | マックスクッション | バランス最良。クッション性・反発性・安定性を高レベルで両立 |
| アシックス ゲルニンバス 27 | マックスクッション | 高い安定性と保護性。ボメロ プラスより反発性はやや控えめ |
| サッカニー トライアンフ 23 | マックスクッション | 柔らかさと快適さが強み。ボメロ プラスほどの弾力性はない |
| ブルックス グリセリン マックス | マックスクッション | より低いドロップとロッカー形状が特徴。フォームはやや硬め |
| アシックス スーパーブラスト 2 | スーパートレーナー | よりアグレッシブで軽量。速度特化型。純粋なクッション性ではボメロ プラスが上 |
| プーマ マグニファイ ニトロ 3 | クッション | コストパフォーマンスが高く軽量。ボメロ プラスほどのスタックはない |
「マックスクッションシューズが苦手だった私でも、ボメロ プラスは本当に楽しく走れた。ただ沈み込むだけでなく、踏む力が大きくなるほど弾み返す感覚が、まさに求めていたものだった」
- マックスクッションを求めつつも、重さと眠い乗り心地に不満があるランナー
- イージーラン・長距離走・リカバリーランの質を高めたい人
- 1足でほとんどのランをこなしたい初心者
- インヴィンシブル1・2の走り心地が好きだったランナー
- ヒール着地タイプで、衝撃緩和を最優先するランナー
- スピードトレーニングやレースに特化した1足を求める人
- 幅広の足や高甲のランナー(スリムなフィットが合わない場合がある)
- 猛暑での長距離走に使用予定の人(通気性はやや控えめ)
- 軽量性を最重視するランナー(同スタック帯では重め)