レビュー

アディダス アディゼロ EVO SL 軽量アップテンポシューズの魅力を徹底解剖

Complete Review

アディダス アディゼロ EVO SL

軽量アップテンポシューズの魅力を徹底解剖

このシューズは、軽量で効率的なライドを提供するアップテンポトレーナーとして位置づけられ、ASICS スーパーブラスト 2 などの類似モデルと比較しながら、日常のトレーニングからレースまで対応する汎用性が魅力です。

重量

223g
27cm (US9)

スタック

39/33mm
6mmドロップ

カテゴリ

アップテンポ
トレーナー

アッパーの特徴

エンジニアードメッシュ採用で抜群の通気性を発揮。プラスチックのような光沢が特徴的。

ヒールカウンターはしっかり構造で適度なパディング。軽量シューズらしからぬ快適さ。

タンは薄く非ガセットタイプで若干のずれが生じやすいのが唯一の欠点。

フィットは真サイズで幅は標準的。トゥボックスに十分なボリュームがあり幅広い足型に対応。

アウトソールの性能

素材

コンチネンタルラバー使用。フォアフット大部分とヒール高負荷エリアをカバー。

グリップ

スリックデザインに細かな溝。ウェットコンディションで優れたトラクション発揮。

耐久性

100km以上の使用でもほとんど摩耗なし。高い耐久性を実証。

適正

ロード専用に最適。ダートロードではラグ不足のためオフロード不向き。

ミッドソールとライドの感想

ライトストライクプロフォーム フルレングス搭載

アディオスプロ3に似た感触だが少し密度が高め。ミッドフットシャンクで剛性と柔軟性を両立。

ジオメトリ

アグレッシブなロッカー形状でプロEVO1からインスパイア。早い段階からスムーズなトゥオフ。

ライド感

効率的でレスポンシブ。柔らかさよりスナッピーな反発が特徴。安定性も高く不安定さなし。

注意点

柔らかさを求めるランナーにはやや硬めに感じる可能性あり。

汎用性とおすすめユーザー

最適なシーン
イージーランからテンポラン
閾値走・ロングラン
予算レースシューズ
不向きなシーン
リカバリーラン(硬め)
爆発的バウンス重視
おすすめランナー
アディオスプロ3ファン

類似ジオメトリで近いフィードバック

体重75-90kgランナー

柔らかさとバウンスを感じやすい

効率性重視派

エネルギーロスが少ない走り

競合モデル比較

モデル クッション メリット デメリット
アディダス アディゼロ EVO SL ライトストライクプロ
39/33mm・223g
軽量で効率的、汎用性高くロングラン向き。優れたグリップと耐久性。 タンがずれやすい。柔らかさ不足で硬めに感じる場合あり。
ASICS スーパーブラスト 2 FFターボ+
高スタック・252g
プレミアムなクッションとバウンス。よりソフトなフィードバック。 重量がやや重く価格が高い傾向。
ASICS ヌーサ トライ 16 FFブラスト+
軽量・215g
軽快でアップテンポ。早いロッカーでソフト。 スタックが低めで長距離のクッション控えめ。
ニューバランス フューエルセル レベル v4 フューエルセル PEBAブレンド
ソフト・213g
自然なフィットとソフトさ。多様なランに対応。 スタビリティやや弱く硬い路面で物足りない場合あり。

総合評価

シンプルながら効果的なデザインで、軽量アップテンポトレーナーとして優秀。特に効率性を重視するランナーにおすすめ。アディオスプロ3のファンや体重の重いランナーはより満足度が高いでしょう。

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