アシックス スーパーブラスト3 vs メガブラスト|最高峰トレーニングシューズの違いを徹底比較 👟🔥
スーパーブラスト3 vs メガブラスト
どちらもアシックスが誇るノンプレート厚底トレーナー。似て非なる2足の用途の違いを徹底解説する。
重量(27cm)
重量(27cm)
上層フォーム
ミッドソール
| 項目 | スーパーブラスト3 | メガブラスト |
|---|---|---|
| 重量 27cm(US9)片足 |
239g | 224g (-15g) |
| スタックハイト ヒール / フォアフット |
46.5mm / 38.5mm | 45mm / 37mm |
| ドロップ | 8mm | 8mm |
| ミッドソール(上層) | FFリープ | FF TURBO²(単層) |
| ミッドソール(下層) | FFブラストプラス | —(単層設計) |
| アウトソール | アシックスグリップ(AHAR+) | アシックスグリップ |
| アッパー | エンジニアードウーブン | エンジニアードウーブン |
| フォアフット形状 | トランポリンポッド搭載 前足部くぼみ構造 |
トランポリン型島状ソール |
| 前モデル比 改良 | 前作より約10g軽量化 反発性約15.2%向上(公式) |
2025年新登場 |
上層にFFリープ(メタスピードシリーズのレーシング素材)、下層にFFブラストプラスを組み合わせた2層構造。FFリープはA-TPUベースで軽量かつ高反発。前足部には「トランポリンポッド」と呼ばれる独自のくぼみ構造を配置し、蹴り出し時の推進力を高める設計となっている。
フルスラブのFF TURBO²(フライトフォームターボスクエアド)を単層で採用。通常のFF TURBOより反発性が約32.5%高く(アシックス発表)、よりエネルギーリターンが速い。エネルギーをゆっくり返すのではなく、素早く「蹴り返す」ような反応性が特徴。
両モデルともエンジニアードウーブンアッパーを採用しており、軽量かつ通気性に優れた設計となっている。レビュアーがUKサイズ8(約26.5cm)で両モデルを実走した結果、どちらも快適に着用できたと述べている。
主な差異はトゥボックス(つま先部分)にある。メガブラストはつま先の高さ方向のスペースがやや狭く、「トゥが上部に擦れる」という声が一部のランナーから報告されている。一方、スーパーブラスト3は前足部のゆとりが若干大きく、幅広の足やつま先に余裕を求めるランナーに向く。
幅方向は両モデルとも標準的で、平均的な足幅のランナーなら問題なく着用できる。ミッドフットのホールド感はスーパーブラスト3がやや余裕のある設計で、細めの足には若干大きく感じる場合もある。その際は紐をしっかり締めることで対応可能だ。
両モデルを実際にフルマラソン(3時間30分ペース)で使用したレビュアーは、両足ともゴール後に「脚が元気だった」と語るほど、どちらも長距離での快適性は高い。ただし、走行特性とペース帯の得意・不得意には明確な違いがある。
両モデルともアシックス独自のアシックスグリップ(ASICSGRIP)ラバーを採用しており、湿路面でも高いトラクションを発揮する。レビュアーは雨天時も含めてグリップの問題は一切なかったと報告している。
両モデルを比較した場合、メガブラストのアウトソールはラバーカバレッジがやや多く、耐久性の面でわずかに優位との評価がある。スーパーブラスト3も同等の堅牢性を持ちながら前足部に露出フォームを採用しているため、高負荷の使用では長期的な摩耗に注意したい。
用途に応じて選ぶためのシリーズ全体像。スーパーブラスト3はちょうど中間の「万能」ゾーンに位置する。
「もし1足だけ選ぶとしたら、メガブラストを選ぶ。しかしスーパーブラスト3は、多くのランナーにとって正解となり得るシューズだ。」
— Run Testersレビュアー Tommy によるフルマラソン実走後の所感(意訳)
2足を一度に購入しようとしているなら話は別だが、「どちらか1足」で選ぶ場合、答えはランニングスタイルによって明確に分かれる。
- イージーランからテンポ走まで1足でこなしたい
- フルマラソン3:30〜4:00ペース前後でのレース・長練習
- 柔らかくて弾むような乗り心地が好き
- 週あたりのイージー走の割合が多いランナー
- つま先まわりにゆとりを求める
- インターバル走・レペティションなどスピード練習が中心
- フルマラソン3:00〜3:15レベルのトレーニングに活用
- レーシングシューズが苦手でカーボンプレートを避けたい
- 軽量性を最優先したい(同等スタックで15g軽い)
- 速くなるほど反発が高まる「テンションが上がる」靴が欲しい
スペックデータ出典:アシックス公式プレスリリース(2026年2月)、Canadian Running Magazine、Believe in the Run、Doctors of Running、RunRepeat、Running Warehouse、Six Minute Mile、Running Lab。