ASICS GlideRide Max:マックス cushionランニングシューズの新時代を徹底解説

ASICSのGlideRideシリーズが帰ってきました!最後にGlideRideがリリースされてから2年以上が経ち、多くのランナーがこのシリーズは終わりを迎えたと思っていました。しかし、2024年にASICSは「GlideRide Max」で私たちを驚かせました。このシューズは、マックス cushion(最大限のクッション性)を追求したデザインで、長距離ランやリカバリーランを快適に楽しみたいランナーに最適です。本記事では、GlideRide Maxの技術仕様から実際の走行感、他の競合シューズとの比較、そしてASICSラインナップ内での位置づけまで、あらゆる角度からこのシューズを詳しく掘り下げます。ランニング初心者からベテランまで、すべてのランナーに役立つ情報を提供しますので、ぜひ最後までお読みください。
🚀 GlideRide Maxの概要:新世代のマックス cushionとは?
新しいフォームと構造の融合
GlideRide Maxは、ASICSが新たに開発した「FF Blast Maxフォーム」を初めて採用したシューズです。このフォームは、従来のFF Blastよりも柔らかく、エネルギーリターンが向上した次世代の素材で、日常トレーニングに適した快適さと弾力を提供します。具体的には、ヒール部分のスタックハイト(積層高)が44mm、フォアフットが38mmで、ドロップは6mm。この高いスタックハイトにより、足への衝撃をしっかりと吸収し、長時間のランニングでも疲労を軽減します。
ミッドソールには、FF Blast Maxの上層に加え、下層に「FF Blast Plus Ecoフォーム」が配置されています。このエコフレンドリーなフォームは、Nimbus 26などのモデルでも使用されており、耐久性と安定感をもたらします。さらに、ミッドソールの内部には、硬化したEVAプレートが3/4の長さで挿入されています。このプレートは「フライパン型」と呼ばれ、特にフォアフット部分で幅広くなり、安定性とスムーズなトーオフ(つま先での蹴り出し)をサポートします。
アウトソール:グリップと耐久性のバランス
アウトソールには、ASICS独自の「ハイブリッドグリップ」が採用されています。これは、「ASICS Grip」と「AHAR+(エイハープラス)」という2つの異なるコンパウンドを組み合わせたもので、路面状況に応じて最適なグリップ力と耐摩耗性を発揮します。特に、高摩耗エリアには耐久性の高いAHAR+が配置され、濡れた路面やタイトなコーナーではASICS Gripが優れたトラクションを提供します。また、中央に浅いチャネルが設けられており、ミッドソールの柔軟性を維持しつつ、接地時の安定感を高めています。
アッパー:快適さとフィット感の追求
アッパーには、柔らかくて伸縮性のあるエンジニアードメッシュが使用されており、足を優しく包み込みます。ヒールカウンターは厚くしっかりとした構造で、踵のホールド感が抜群。シュータンには適度なパッドが施され、ガセット付きで足の動きを抑えます。さらに、ヒールとシュータンにダブルプルタブが付いており、着脱が簡単でストレスフリーです。重量は、メンズUSサイズ9(27cm)で287gと、マックス cushionシューズとしてはやや重めですが、走行時の快適さはその重さを忘れさせるほどです。
価格は日本円で約25,000円。この価格帯は、マックス cushionデイリートレーナーとしてはやや高めですが、その価値を性能で証明するシューズです。
🏃♂️ 走行感:GlideRide Maxの実力
リカバリーとイージーランでの輝き
GlideRide Maxは、ASICSの「GuideSoleテクノロジー」を継承しており、フォアフットにロッカー形状を採用しています。この設計は、踵からつま先へのスムーズな移行を促し、足首の屈曲を減らすことでエネルギーの無駄を最小限に抑えます。実際に走ってみると、FF Blast Maxフォームによる柔らかい着地感と、EVAプレートとロッカーが生み出す自然なロール感が絶妙に調和。リカバリーラン(回復走)やイージーラン(軽いペースの走行)で、特にその快適さが際立ちます。
例えば、16kmのイージーランで試したところ、足裏への負担が少なく、まるで「足が勝手に進む」ような感覚を得られました。ペースを上げてストライド(歩幅を広げる走法)を試しても対応可能ですが、マックス cushion特有の柔らかさゆえ、テンポ走やスピードワークには向きません。このシューズの本領は、クルージング(ゆったりとしたペースでの長距離走)にあります。
フォームの違いを体感
FF Blast MaxとFF Blast Plus Ecoのデュアルデンシティ(二層構造)は、走行中に独特のフィードバックを提供します。着地時には柔らかいMaxフォームが衝撃を吸収し、その後Ecoフォームが適度な硬さで足を支えます。そして、トーオフ時にはMaxフォームの弾力が軽い反発力を加え、心地よい推進力を感じられます。これにより、Nimbus 26(FF Blast Plus Ecoのみ使用)と比べると、GlideRide Maxの方が柔らかく、弾むような乗り心地が特徴です。
安定性とグリップ
このシューズはニュートラル設計ですが、ワイドなプラットフォームとEVAプレートにより、安定感は十分。特に、体重のあるランナーやヒールストライカー(踵から着地する走者)にとって、安定したライドが得られるでしょう。アウトソールのハイブリッドグリップは、ドライな路面はもちろん、軽い雨でもしっかり機能し、25km以上のランでも摩耗は最小限に抑えられていました。
🔍 過去モデルとの比較:GlideRide 3からMaxへの進化
デザインと機能の変遷
GlideRide 3では、特徴的な「パドル型」のフォアフットデザインと深い中央チャネルが印象的でした。この形状は、足が柔らかく着地するスペースを作りつつ、両側のレールで安定性を確保するものでした。一方、GlideRide Maxでは、中央チャネルが浅くなり、ロッカー効果がやや控えめに調整されています。これは、より一般的なランナーに受け入れられやすい設計へのシフトと言えます。
重量面では、GlideRide 3が約280g(推定値)だったのに対し、GlideRide Maxは287gとほぼ同等。ただし、スタックハイトが大幅に増したことで、体感的な重さはむしろ軽く感じます。フォームも、GlideRide 3の単一フォーム構成からデュアルデンシティへと進化し、快適さとエネルギーリターンが向上しています。
過去のファンへのメッセージ
GlideRide 3の独特な「ディップ感」(足が沈み込む感覚)を愛したランナーにとっては、Maxの変化に少し物足りなさを感じるかもしれません。しかし、全体的な快適さと汎用性が向上しており、初めてGlideRideを試すランナーには取っつきやすい仕上がりです。
⚖️ 競合シューズとの比較:市場での位置づけ
主要競合モデルとのスペック比較
GlideRide Maxを、他のマックス cushionデイリートレーナーと比較してみましょう。以下は、USメンズサイズ9(27cm)でのスペックです。
シューズ名 | 価格(円) | 重量(g) | スタック(ヒール/フォア) | ドロップ | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
ASICS GlideRide Max | 25,000 | 287 | 44mm / 38mm | 6mm | FF Blast Max、ロッカー |
ASICS Nimbus 26 | 23,500 | 305 | 42mm / 34mm | 8mm | FF Blast Plus Eco、安定性 |
Brooks Glycerin 21 | 23,500 | 280 | 40mm / 30mm | 10mm | DNA Loft v3、柔らかさ |
Hoka SkyFlow | 23,500 | 282 | 40mm / 35mm | 5mm | 軽量、バランス |
Saucony Triumph 22 | 23,500 | 275 | 37mm / 27mm | 10mm | PWRRUN PB、極端な柔らかさ |
ライドの違い
- Nimbus 26:GlideRide Maxと似ていますが、やや硬めの感触。安定性を重視するランナーに適しています。
- Glycerin 21:柔らかさとロッカー形状が特徴で、長距離での快適さを追求。GlideRide Maxより硬さが少なく、推進力も控えめ。
- SkyFlow:軽量でバランスが良く、少し速めのペースにも対応可能。ただし、クッション性はGlideRide Maxに劣ります。
- Triumph 22:最も柔らかいライドで、「沈み込む」感覚が強い。ローリング感は少ないため、GlideRide Maxの方が推進力に優れています。
GlideRide Maxは、柔らかさとロール感のバランスが絶妙で、特に「楽に長く走りたい」ランナーに最適です。ただし、価格が若干高い点は考慮が必要です。
🛠️ ASICSラインナップ内での役割
ローテーションにおける位置づけ
ASICSのシューズラインナップにおいて、GlideRide Maxは以下のように位置づけられます:
- デイリートレーナー:NovaBlast 4(軽量で楽しいライド)
- ワークアウトシューズ:Magic Speed 4(スピード対応)
- レースシューズ:Metaspeed Sky Paris(軽量・高速)
- マックス cushion:GlideRide Max(長距離快適性)
- ロングラン特化:Superblast(軽量でペースアップ可能)
Nimbus 26が標準的なマックス cushionデイリートレーナーであるのに対し、GlideRide Maxはロッカーによる推進力で「長距離クルーザー」としての個性を発揮します。一方、Superblastは軽量でペース変化に対応できるため、より競技志向のランナーに好まれるでしょう。
誰のためのシューズか?
- リカバリーランやイージーランを重視するランナー
- 長距離を快適に走りたい初心者から中級者
- 安定感とクッション性を求める体重のあるランナー
スピードワークやレースを目的とする場合、Magic SpeedやMetaspeedの方が適しています。
💡 購入ガイド:GlideRide Maxは買いか?
メリットとデメリット
メリット:
- 柔らかく弾むFF Blast Maxフォーム
- スムーズなロッカーによる楽な走行感
- 優れた安定性とグリップ力
- 高品質なアッパーとステップインの快適さ
デメリット:
- 287gとやや重め(競合より重い)
- スピードワークには不向き
- 25,000円と価格が若干高い
- 一部ランナーにはアッパーのボリュームが狭く感じる可能性
結論
GlideRide Maxは、長距離をゆったり楽しみたいランナーに最適なシューズです。25,000円という価格は、Nimbus 26や競合モデルと比べて10%程度高いものの、新しいフォームとロッカー技術による快適さは、その差額を正当化します。特に、リカバリーランやベース mileage(基礎距離)の積み上げに重点を置くなら、購入を強く推奨します。ただし、軽量性や多用途性を求める場合は、SuperblastやNovaBlastを検討するのも賢明です。
この記事では、GlideRide Maxの技術的な革新から実際の使用感、市場での立ち位置まで、あらゆる側面を網羅しました。あなたのランニングスタイルに合うかどうか、ぜひコメントで教えてください!
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