HOKA Bondi 9 レビュー
RUNNING GEAR REVIEW
HOKA Bondi 9 レビュー
マックスクッションランニングシューズの最新進化
HOKAのBondiシリーズは、最大級のクッション性を誇るランニングシューズの定番として、長年ランナーから支持されてきました。初代Bondiが登場した2000年代後半、当時のミニマリストなシューズトレンドを覆す厚底デザインで注目を集めました。現在はVersion 9となり、前モデルVersion 8から大幅にアップデートされています。日常のイージーランやリカバリーラン、長距離走に適したシューズとして、堅実な保護性と安定性を求めるランナーにおすすめです。
¥24,200
日本公式価格
363g
サイズ30cm
43mm
ヒールスタック
モデル概要
HOKA Bondi 9は、高いクッション性を備えたデイリートレーナーシューズです。主な用途はイージーラン、リカバリーラン、長距離ラン、そして日常のウォーキングや立ち仕事。ミッドソールにはスーパークリティカルEVAフォームを採用し、HOKA Mach 6と同素材ですが、Bondi 9の方がより厚く積層されているため、ボリューム感があります。
タイプ
ニュートラル
ミッドソール
EVAフォーム
アウトソール
Durabrasion
幅オプション
3種類
Bondi 8との変更点
軽量化達成
380gから363gへ17g減少。スーパークリティカルEVAへの刷新が貢献
スタック増加
2mm増加でヒール部43mm、ドロップ5mmに
アッパー改良
エンジニアードニットメッシュで通気性とフィット感が向上
価格変動
15%上昇し24,200円に(Bondi 8は約22,000円)
スペック詳細
基本仕様
重量363g (30cm)
ヒールスタック43mm
フォアフット38mm
ドロップ5mm
テクノロジー
ミッドソールSC EVA
アッパーメッシュ
アウトソールDurabrasion
用途デイリー
良い点
軽量化とスムーズさ
前モデルより軽く、ロッカーが機能しペースアップしやすい
優れたフィット感
幅オプション豊富で、アキレス腱周りのクッションが良好
安定性と快適性
長時間のランや立ち仕事で疲労を軽減、全日快適
グリップ力
最小限のラバーながら、冬道でも十分なトラクション
悪い点
堅めのクッション
最初は固く感じ、ソフトなライドを求める人には不向き
スピード不向き
高速ランには不向きで、イージーペース専用
耐久性
アウトソールラバーが少なく、高耐久とは言えない
価格の高さ
24,200円と高めで、革新的機能が少ない
他モデルとの比較
| モデル | 重量 | クッション | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Bondi 9 | 約310g | 堅め | ¥24,200 | 安定性高く長時間快適 |
| Bondi 8 | 約330g | 堅め | ¥22,000 | 保護性良いが重い |
| Mach 6 | 約200g | 中間 | ¥17,600 | 軽量でテンポ向き |
| NB More v4 | 約300g | ソフト | ¥15,800 | 即時の柔らかさ |
| Skyward X | 約320g | ソフト | ¥35,200 | 豪華だが高価 |
結論
HOKA Bondi 9は、2025年のランニングシーンで堅実な選択肢です。前モデルからのアップデートで軽くスムーズになり、長距離や日常使いで信頼できる保護性を発揮します。価格24,200円は少し高めですが、アップグレード価値あり。幅広い足型対応と安定性が魅力で、重めランナーやウォーカーに向きます。
🎯
推奨タイプ
安定志向ランナー
🏃
最適ペース
イージー〜ロング
⭐
総合評価
4.2 / 5.0